保険金及び、共済金があるからあとは全部大丈夫!とお考えになっている方はご注意ください。
残念ながらそこまで「大きな効果」があるわけではありません。
必ず、個々での”事前準備”が必須になるのです。
万が一の後に必要なのは、出費予定に対する備えの共済
葬儀は家族葬だから大丈夫。うちは保険に入っているから大丈夫。
など沢山の「大丈夫な理由」を耳にしますが、そのどれもが”大丈夫だろう”の前提にあるもの。
車の運転でも同様ですが、「~だろう」で”大丈夫であった試しはほぼないもの”と考えて差し支えはないことでしょう。
ポイントは、どれだけお金がかかるのかということになります。
生命共済とその共済金の正しい使い道について改めて検討してみましょう。
ご逝去された後に必要になる費用とは?
大まかに言えば、葬儀費用とその後の生活費が大部分を占めるでしょう。
葬儀費用も昨今でよく話のある家族葬が主流となってきておりますので、気持ち負担が減った気になっている方が多いのではないでしょうか?
↑のブログでも記載しましたが、備えは万全に備えてこそ。
大丈夫だろうとタカをくくった備えはあっという間に底をついてしまうこととなります。
事前にどれだけの準備ができているのか。何よりも大きなキーポイントとなるのです。
結局、何をどれだけ準備すればよいのか?
まずは葬儀費用の準備をしましょう。
なぜなら、「必ず必要になるお金」であるからです。
どれだけの金額が必要になるのか、という点については入念に終活をしておくことをおすすめします。
利用する葬儀社によって葬儀式の基本的な部分がとりおこなわれますが、使用することになる金額はおおよそ半分近くをこの葬儀社が占めることになります。
昨今の家族葬という方式を取るにせよ、80万~120万という総額の大体50~80万円を葬儀式典に使うことになるのです。
そこにプラスアルファでかかるお金が「接待費用」と「お布施」です。
「接待費用」と「お布施」にかかる費用
ゆとりの生命共済はこの「接待費用」「お布施」の部分を少しでも負担を減らせるようにと利用いただくことが多い共済となっております。
金額にしてもおおよそ20~50万円ほどの共済金で、葬儀費用の負担を減らすことが主だった使い方になります。
ポイントとしては「お釣りを返せるほどの共済金で全てカバー」ではないということです。
毎月の掛け金を1200円・1500円ほど。
年齢問わずずっとこの金額で固定とすることで、いざという時に20~100万円の「負担を減らすための共済金」をお支払いすることがメインの生命共済なのです。
※金額幅は年齢に応じた共済金額のため。
積立式と掛け捨て式のどちらが良いのか?
積立式の保険であればあるいは、全て賄うほどの金額を保険金として用意することもあるかもしれません。
しかし、月々の負担が増えてしまいご家庭によっては本末転倒な懐状態での葬儀となりうることもあります。
また、掛け捨て式は何かとマイナスなイメージで見られがちですが、保険のために必要な部分のみの掛け金をいただくことで利用できる作りであることが特徴です。
必要以上の余計な出費を抑えることを検討している場合には、まず積立式より掛け捨て式のほうが得になることでしょう。
いずれにせよ、自分たちの生活スタイルを省みたうえでの保険・共済利用が必要となってくるのです。
必要部分のみの掛け金を用意して、可能な限りは自分自身で積立を行っておく。という考え方をされる方には特に向いている保障です。